ひまわりのたね通信

イワシとマグロ

 先月、名古屋港水族館の大水槽で泳ぐイワシの緊張感が無くなり群れを作らなくなったため、新しくマグロを投入し緊張感を持たせる措置が行われたの報道がありました。

  以下報道記事

3万5千匹のマイワシが泳ぐ名古屋港水族館(名古屋市港区)の黒潮水槽に28日、天敵のクロマグロ11匹が投入された。群れをつくって身を守る習性のはずが、群れから離れるマイワシが出始めたためだ。水槽内に緊張が走った。

 クロマグロは、三重県南伊勢町で蓄養されていたものを約3時間かけて運んできた。搬送時に4匹が死んだが、11匹が投入された。

 クロマグロが水槽に放された後も、マイワシは平然と泳いでいるように見えたが、担当の小串輝さん(46)は「いつもより緊張していますね」。ふだんは水槽の隅で、きれいな円錐(えんすい)形の固まりになって泳ぐのに、この日は水槽中央の底で渦巻き状に乱れていた。泳ぐスピードもいつもより速くなったという。

 面白い記事ですよね。イワシには、いいプレッシャーとなって見物客も喜んでいろとのこと、イワシにとっては迷惑な話でも、11匹のマグロにとってはラッキーでしたね。養殖場のマグロさん達、これで食卓にあがることはなくなりました。

 今なぜこの話かというと、今日が会社の決算日で、今月は頻繁に店舗回りやチェックをしたところ会社全体(小さい会社ですが)がピリッと引き締まりました。知らず知らずのうちに会社の役員で経理担当の女房に仕向けられたようです。さしずめ彼女が飼育員で、私がマグロであることに最近気づきました。
 議会や行政も同じでです。たまに元気のいいマグロを投入しないと、プレッシャーのないぼーっとした環境になってしまうことは名古屋港水族館で実証済みですね。

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