憲法記念日の今日は、憲法に対する政党の考え方が大きく報道されていました。憲法9条に絡めて「戦争を容認すべきではない」とか「人殺しを推奨することになる」などの極端な考えにはついていけそうも在りませんが、国家や主権を考えた場合現憲法下での矛盾は変えていかざるを得ないのではないでしょうか。
国家とは・・・・「国家を成立させている要素は、第一に国民があり、第二に国家理念、第三に国家体制、第四に国境である」
「国民の生命と財産を護る義務がある以上、国家は、相応の武力を蓄えておく必要がある」「この様な武力を制御するのは、国家理念であり、国防は、国家理念に基づく国家戦力によって正当性が保たれるのである」
自衛権は・・・・「国家の主権と独立に関する大事であり、自衛権を放棄すれば、国家の主権と独立を自国で維持することができない。故に、自衛権を放棄したら、憲法としての基本的要件を満たしていないことになる。独立国が、憲法を憲法として成立させたならば、必要最小限度の自衛権が憲法には含まれていると考えるのが妥当である。国家理念は、憲法に集約される。故に、憲法は、第一に、建国に至る経緯、及び、建国の大義、第二に、建国の主旨、目的、第三に、国家の目的と定義、第四に、主権の所在、第五に、国家原則、第六に、国民の定義、第七に、国家体制の規定、第八に、附則から構成される」
「国防や治安においても明確である。軍や警察は、公式に認められた唯一の武力であり、この様な軍や警察は、厳重な監視下に置かなければならないというのが、民主主義の発想である。それが文民統制という思想である」と言われています。
国民投票の概要を早急にまとめ、憲法第96条の改正を議論することは正しい選択だと私は思います。日本の主権回復を進めることは未来に対する責任を果たすこととなると確信しています。
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