参議員選挙序盤の情勢は与党圧勝との報道がありました。「自民党は選挙区と比例代表を合わせて改選34議席から倍増の70議席前後を確保する勢い。公明党も改選10議席を維持する見通しで、与党が非改選を含めて参院で過半数を確保するのはほぼ確実な情勢だ。安倍晋三首相が目指した衆参両院の「ねじれ」状態は解消される公算が大きい。民主党は改選44議席を大きく割り込み、ほぼ半減する見通し」
これで国会の、ねじれ状態は解消される公算が大となったわけですが、21日の投票に向けてこの情勢が大きく変わることは無いと思います。
自民党政権に失望し、国民の期待を一身に集め誕生した民主党政権に、大きく裏切られた政治への信頼は、ここへきて厳しい反動の波となって表れています。中でも、鳩山・菅両前総理に対しては、現状を含め、その評価をするに値しない政権運営と酷評されています。
維新、みんなの党の第3極も、バラバラの動きで一体感がなく国民の信頼を得るまでに至っていない状況では、安部政権の長期化、消費税の増税、原発の再起動、TPPへの参加等は選挙後、既定路線として有無も言わさず突き進んでいくことが予想されます。民主党政権の反動が、これほどまでに強いものだったとは驚きます。
憲法改正を含め、現政権に国を預けるしか方法はないようです。
この記事へのコメントはありません。