ひまわりのたね通信

震災体験を聞く会

 陸前高田から今も仮設住宅で暮らす2人の被災者の方を、ボランティアが縁で親交がある広見地区社会福祉協議会の国枝さんが招待し、市内3か所で「東日本大震災を忘れない」と題して体験談を話され、広見公民館ゆとりピアでその話を聞くことが出来ました。

 当日は100人を超す参加者で会場が一杯になり、喫茶ゆいの準備も大変そうでしたが、今後は震災の体験談の語り部となり活動することを決意した2人の話に驚いたり、感動したり、泣いたり、笑ったりと会場ではいろんな表情を見ることが出来ました。このような会を企画してくれた国枝さんに感謝します。

 何故、復興が進まないのか単純な疑問として思いますが、建設や土木作業の際の人材不足(現場監督など)が指摘されています。国が、このような時には多少の規制緩和をしなければ、復興は遅れるばかりです。復興予算の不適切な使途も指摘されている現状に、そこには縦割り行政の悪影響が少なからずとも存在するのではないでしょうか。「仮設住宅の生活に疲れ、高齢者がどんどん亡くなっていき葬式ばかりやっている」との話に、進まぬ復興が少なからず行政側の体質と体制にあるのではないかと考えてしまいます。政治家ももっと現場に足を運ぶべきです。
 帰りに、販売していた震災瓦礫で作ったキーホルダー(600円)特産品詰め合わせ(3000円)気仙沼で醸造された日本酒(1500円)を買って市役所に向かいました。

       

       

       

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP