岐阜県議会で知事提出の2議案が否決されました。その一つが、2015年度からの5年間の指定金融機関を十六銀行に選定する議案で、県議会最大会派の自民クラブは以前より大垣共立銀行の指定金融機関への選定を知事に進言してきましたが、交代するとシステム変更に1億5千万円程の経費が掛ることなどから拒否していたところ、指定金融機関の選定にあたり議会の同意(議決)が必要とする条例を先行して作成し今回に至っています。
議会の暴挙とまでは言わないものの、主導権争い、恨み、嫌がらせ、個人的(会派)な利害があるのかはわかりませんが、用意周到に条例まで制定して指定金を変更する理由が理解できません。県議会は今回のいきさつを、しっかりと県民に説明する機会を作るべきです。
また、同様に防災情報通信システム整備に関する議案も否決となりました。市町村に与える影響も大きいことから、この件に関しても説明責任を果たすべきです。市議会として地元県議に説明を要求することも考えて行かなければならない出来事です。反対のための反対でないことを期待します。
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