人間国宝で久々利平柴の地に作陶されて47年、荒川豊蔵先生に師事され美濃桃山陶の伝統を継承し、今も作陶活動を続けながら後進の指導にも力を入れて活動されている、加藤孝造先生の可児市名誉市民顕彰式が花フェスタ記念公園で挙行されました。
可児市では林桂初代市長、荒川豊蔵先生以来30年ぶり3人目の名誉市民となられました。また、瑞浪市、多治見市に次いで3か所目の名誉市民となられ、3市の名誉市民となられた方は先生以外にいないのではないかと多治見市長が話をされていました。
顕彰式、懇親会の後には園内にある茶室で、お茶会が開かれ先生と共に、先生の茶碗で、先生が書かれた掛け軸と茶道具で、濃い茶と薄茶を飲ませて頂きました。まったく贅沢な体験をすることが出来ました。
来賓の挨拶でも述べさせていただきましたが、先生には無理をなさらず作陶を続けて頂き、後進の指導をお願いするとともに、「美濃桃山陶の聖地」である久々利大萱地区の保全にも力を貸して頂きたいと思います。共にJRと闘うつもりで活動することを、この席上でも表明できたことを嬉しくおもいます。
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