公益財団法人岐阜県学校給食会の理事長と事務局次長の2回目の参考人招致を行いました。
前回から進歩した点は、
?点検調査票の項目を衛生管理、施設・設備を52項目ほどに細分化し点検を行 う。(今までのものがお粗末すぎる)
?夏休みなどの非稼働時に立ち入り検査していたものを稼働時に行う。
(稼働時におこなう事が常識)
?衛生管理専門員の配置
(今まではどのように行ってきたのか)
以上3項目を追加するとの説明でした。
説明を受けた感想は「今までのチェック体制が甘すぎる」の一言でした。
今回の参考人招致で県教育委員会と保健所とのなれ合いの中で、ぬるま湯に浸りきった給食会の体質が明らかとなりました。その大きな理由は、これだけ問題を起こしマスコミで騒がれいるにも係らず、公益財団法人の最高決定機関である理事会も評議員会も開かれておらず、組織トップの松川教育長への報告もなされていない事実が分かりました。この件に関する理事長のコメントは「報道などで多分知っていると思う」でした。この組織に自浄能力があるか甚だ疑問です。
今回の委員会を受け、委員長には委員会内で出た委員の意見を取りまとめ、学校給食会の理事会、評議員会宛てと県教育委員会への意見・要望をまとめる必要があることを進言しました。
安心・安全・安価な給食を安定的に供給すること。が理念であると断言していた理事長には、理事のトップとしての責任を果たしてもらわないと問題の解決にはなりません。
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