ひまわりのたね通信

日本ライン議長会

 聞きなれない名称の議会が30年前から存在しています。犬山市、各務原市、美濃加茂市、坂祝町、可児市の5市町が参加している議長会で、ライン共和国が出来る前から組織されている議会(事務組合ではありません)です。
 木曽川ライン下りや犬山鵜飼が絶盛期に組織された議会ということですが、近年は形骸化してあまり機能していません。今回は可児が会長ということで会議を主催しましたが、今後この会の運営をどのようにするかが焦点で意見交換を行いました。

 結論は持ち越しとなったけれど、観光行政について、それぞれの抱えている問題が共有することが出来、有意義な会議となりました。犬山市では、名鉄の全面的な支援もあり観光は大幅に増加しているが、城下町の高齢化が顕著で祭りにも支障が出ていたり、店舗は外からの人たちが間借りをして運営しているものがほとんどで、将来への不安が拭いきれない。また、日帰り観光化し宿泊客の減少に歯止めがきかない。など多くの問題点があるとのこと、広域で観光を支え合うことが出来なないか?今後この点で調査・研究を進めていくことで話はまとまりました。

 ライン下りの復活は相当難しいと思いますが(観光需要が著しく低下している)違う面からの新たな観光ルートを考える協議の場を作ることは大きな意味があります。今後、新しい動きが出てきそうです。

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