ひまわりのたね通信

東日本大震災から3年

今日で3年が経過した被災地の復興は、ゆっくりですが進んではいるようです。私自身が感じることは「予想をはるかに超える復興の遅さ」です。
平成23年からの5年間で19兆円ともいわれた復興予算、何がどのように使われているのか、何故進まないのか、国・県・市町村それぞれ理由があるとは思うけれど、遠く離れた可児にいてはその理由が見えてきません。
また3年が経ち、石巻市立大川小学校で84人の児童・教職員が犠牲となった事例について、人災ではないかと訴訟となっています。

震災の復興と犠牲者の鎮魂を祈るしかありませんが、震災時のその時々、それぞれの場所での対応については、適切であったか否かは早い段階での調査が必要ではないかと思います。
また、併せて国は福島第一原発事故に対する詳細な報告と今後の見通しについて、国民に説明する責任があります。それこそ小学生でも解るように丁寧な説明を求めます。原発再稼働ありきの政府の姿勢には納得することは出来ません。脱原発に向けた議論も進めるべきです。福一の事故について、汚染地域の未来について、使用済み核燃料棒の処理について、汚染水の処理について、政府は何一つ明確な説明をしていない。且つ、ビジョンを示していない。東電には期待しないけれど、政府は説明責任を果たす義務があることは明白です。

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