ひまわりのたね通信

JR東海よりリニア環境影響評価書公表

 23日午後2時、JR東海から先月リニア沿線自治体から提出された、環境影響評価準備書に対する知事意見を踏まえ環境影響評価書が公表されました。
 沿線自治体から600もの意見が提出され1カ月での評価書の公表に驚くと共に、あまりにも早い対応に少し疑念を抱いてしまうのも仕方がないところです。

 フォトモンタージュの写真(積雪がある写真)まで添付されているので、今まで以上に解り易いものとなっていますが、残念ながら大萱地区での地下化への検討をされた痕跡はどこにもありません。
 
以下本文掲載


2.可児市久々利大萱地区の地上区間は、文化財の状況に応じた構造、工法等を採用することや、高架橋直近地点からのフォトモンタージュを記載しました
・ 計画路線は、県指定史跡及び周知の埋蔵文化財包蔵地を回避していますが、近接していることを考慮し、改変区域をできる限り小さくするため、高架橋の橋脚の間隔を通常より拡げることで橋脚の数を減らすことを、準備書から追加して記載しました。
・ 景観への影響については、高架橋直近の5 地点から見た状況を記載しました。
・ 今後、詳細な設計に先立ち、掘割構造の概略の区間や橋脚の概略の設置位置を地図上で想定したうえで、保存すべき古窯跡等をできる限り速やかに確認するため、現地調査を実施し、仮に保存すべき古窯跡等が発見された場合は、橋脚の位置の調整等による回避について検討し、県及び可児市と協議することを記載しました。

 議会では国の事業認可が下りるまで「地下化がベストである」姿勢は変えません。今後とも企画総務委員会でこの問題を取り上げ調査・研究していきます。

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