先日、第1回の実行委員会が開催された「花フェスタ2015ぎふ」に関する情報が少しづつ入ってきました。平成27年5月16日〜6月21日の37日間開催されるイベント内容の検討はこれからですが、モロッコ関連イベントの開催で王室関係者が訪問される予定との情報が入りました。当然、日本の皇室関係者も何らかの動きがあるはずです。古田知事からも実行委員会の構成員の見直しの指示(若い世代と女性を追加)があったようで、花フェスタのイベントとホスト役をオール岐阜の体制で担うことになりそうです。
また、モロッコ王室の動きによっては国の協力も得られる可能性があり、思った以上に大きなイベントとなりそうです。「このきっかけ作ったのは可児市議会からの意見書だ」とは古田知事と冨田市長の言葉です。議長マニフェストにもあるように、議会として全面的な協力は惜しみません。
花フェスタ記念公園にはモロッコから送られた薔薇を植えたモロッコロイヤルローズガーデンがあり、2015年にはモロッコテーマのイベントも開催する予定です。(薔薇はモロッコの国花です。)
提出した意見書。
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(仮称)花フェスタ2015 の開催を求める意見書
花フェスタ記念公園は約7,000 品種、約3 万株のバラ園を有しており、国内での評価はもとより、平成10 年に開園からわずか2 年余りで英国王立バラ協会から友好提携公園として認められ、平成15 年には世界バラ会議の優秀庭園賞を日本で初めて受賞するなど海外での評価も高く、学術的な価値、都市公園としての役割、観光資源としての能力が非常に高い公園である。
同公園は、平成22 年に岐阜県による指定管理者の公募により、イビデングリーンテック株式会社を中心とする花フェスタ記念公園運営管理グループによる運営となり2 年目を迎えた。
平成23 年度においては収支や入園者数が大幅に減少したため、今年度は各方面への宣伝活動や料金改定などにより集客力を高めたものの、その収支は依然として厳しい状況である。現状を改善するために、岐阜県が同公園を有効活用し、地域との連携や県内、市内などの観光資源との連携を強化することにより、経済波及効果を生み出し、さらには観光振興に繋げることが出来る。そのためにも、入場者数、事業収支においても良好な結果となった「花フェスタ’95」、「花フェスタ2005 ぎふ」に続くイベントを開催することにより、同公園の知名度をさらに上げる必要がある。
よって、岐阜県においては地元可児市をはじめ周辺自治体、各種団体と連携し「花フェスタ2005 ぎふ」から10 年を迎える2015 年に「(仮称)花フェスタ2015」の開催を求めるものである。
以上、地方自治法第99 条の規定により意見書を提出する。
平成24 年12 月26 日
岐阜県可児市議会
岐阜県知事古田肇様
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モロッコと日本の関係(モロッコ大使館HPより)
日本は1938年に初めてカサブランカに領事館を開設しました。1956年にモロッコが独立した後、モロッコと日本の新たな関係が築かれ外交関係が設立されました。1961年ラバトに日本大使館が新設され、1965年には東京にモロッコ王国大使館が開設されました。 両国の経済関係に関しては、1956年にモロッコが独立する数年前から、先見の明のある日本の方々がモロッコとのビジネスを始めました。それ以来、両国は温かい関係を続けております。当初は貿易量、製品もごく限られたものでしたが、実に良好なスタートでありました。二カ国の貿易量は両国の政府の保護の下に継続して増加しています。貿易関係は主に海産物から始まり、現在ではあらゆる分野へと広がっており、経済、貿易、科学、技術、文化、教育等の分野での相互関係において、実り多い結果を得ております。モロッコと日本の関係は各国の模範となるような良好なものであります。日本は、地方の灌漑、電化、厚生、職業訓練などの重要分野へODAプログラムの援助等を通じて、社会、経済環境の発展、改善を支援し、相互貿易と投資分野に参加しております。
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