リクルート社が発行する進路指導・キャリア教育専門誌「キャリアガイダンス」に地域課題解決型キャリア教育支援事業の記事が掲載されました。
地域課題に向き合うキャリア教育と題し特集が組まれ「なぜ今、高校が地域課題に取り組むのか?」
危機意識1、既存の進学・就職支援では地元からの人材流出が続き、高校や地域が崩壊しかねない。
・地域から人が出て行けば学校基盤は脆弱化する。
・地元の高校がやせ細れば地域はさらに衰弱する。
危機意識2、「学び」と「社会」の剥離が子どもの意欲や主体性を奪い、市民性の欠如も招いている。
・何のために学ぶのかがぼやけてしまっている。
・社会に貢献できる自分を目指して学ぶほうが楽しい。
危機意識3、答えのない課題に取り組み、未来を自分たちでつくる力が生徒に求められている。
・個人の知識の習得よりも協働や創造が問われる時代。
・地域課題に取り組む中で世界で通用する力をつける。
以上のように5ページにわたり、可児高校と島根県立隠岐島前高校の事例を先進事例として紹介しています。全国には危機感を持った自治体や高校が、キャリア教育を実践している例が数は多くはないけれど存在します。今後の活動のためにも調査・研究を進めて行きます。
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