今朝の中日新聞岐阜県版を見て驚きのあまり開いた口がふさがりませんでした。その記事は衆議院選挙と地方議会の12月定例会が重なり、地方議員も困惑しているとのもので「正直言って迷惑」「地方行政も大事」「ギア上げて両立」「睡眠時間を削る」など岐阜市議会議員や岐阜県議会議員の声を掲載したものですが、岐阜県議会では「議会優先難しい」「静かな議会に」等のほかに呆れた意見が「一般質問やめる」その理由は・・・・・・最大会派の県政自民クラブの中堅議員の言葉として、予定していた一般質問を見合わせるとし「傍聴に来るはずの支援者たちが選挙運動で来られなくなったので、あまり意味がない」とのことです。この議員は何のために一般質問をしているのでしょうか?自身の選挙活動のみとして行っているのであれば情けない話です。それを否定はしませんが、県政に対する諸問題や地域の課題が無いはずがない。自分のためには質問より選挙していた方が来年の統一地方選で有利だから、との考えが透けて見えます。このような議員を輩出してはいけませんね。
可児市議会の12月議会における一般質問数は13人でほぼ通常通りの数です(私から見ると少ない)その中に可児市議会では議長として初めて質問をする私の質問も含まれます(一般質問13番目)。
議長の一般質問に対する賛否が分かれることは百も承知していますが、市長選挙後初の議会で、公約などについて質問することは意義があると可児市議会では判断し、議会運営委員会の全会一致で認めることになりました。一般質問を軽く見ている岐阜県議会には地方議会としての使命を間違って捉えている議員が多くいることを知ることになりました。残念なことです。
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