リニアの事業説明会が総合会館で開催されました。説明会には地元久々利や大森、桜ケ丘を中心に100人ほどの市民が出席していました。工事着手までの流れは、事業説明会(市単位、沿線自治会単位)で行われ、測量⇒設計協議⇒用地説明⇒用地測量⇒用地取得⇒工事説明会⇒工事着手となっており、非常口の建設が予定されている大森地区では平成27年度秋、本線では平成28年度春までの用地取得を目指すものです。品川-名古屋間の完成は平成39年の予定で5兆5千億円ほどの工事費となる大プロジェクトです。
参加者からは地元地区を中心に沢山の意見が出されました。事務的ではありましたが誠意も感じられる質疑応答であったと思います。ただJR側に理解してもらいたいことは、可児市では市長をはじめ議会の全会一致を含め、リニアの地下化を強く求める意思は変わっていないということです。事業者、国、県は常にその意思が変わっていないことを前提に丁寧な説明をし、誠意をもって対応してもらいたいと思います。地元の皆さんが「断腸の思いだが国のためだから・・・・」致し方なく協力してもらえるよう努力を積み重ねる必要があります。事業者側のそのような思いは未だ未だ伝わってきませんね。
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