ひまわりのたね通信

委員会視察

議会運営委員会で四日市市議会、大津市議会を日帰り視察しました。ここのところ閉会中においても常任委員長を中心に業務が増大し、視察日程の調整も難しくなっており、日帰りでの視察や講師の先生を呼んで研修を行う事が多くなってきました。他の議会では2泊3日やそれ以上日程で視察を行うところもあるようですが、可児市議会では1泊2日で3ヶ所以上の委員会視察が恒例化しています。一日1個所や3日で2ヶ所といった余裕をもった視察はタブーとなっています。

 今回は議会改革で先頭を走る二つの議会を視察することになりました。四日市市議会は議会報告会、シティミーティングなどで市民意見を集約しフィードバックしており、可児市議会と同様な手法で対応しています。また、議案に対する市民からの意見募集を始めていますが、私からは「条例案など行政手続法に沿ってパブリックコメントを経て出てくる議案に対する整合性をどうのようにするのか、またパブリックコメントを二度行っていることにならないか」の質問に対し、「市民の意見を聞いたうえで審議をする参考にしている。そうならないように気をつけている」との応答でした。少し疑問が残るところですね。

 大津市議会では注目点は災害時におけるBCP(業務継続計画)で、これを政策検討会議で提案したことです。立命館大学、同志社大学、龍谷大学とのパートナーシップ協定を締結することにより、専門的知見の活用を幅広くとらえて条例制定などを目指したスキームで注目を集めています。可児市議会では常任委員会や特別委員会がその役割を果たしていますが、30人を超える議会ではこの方が機能的に優れているのかも知れません。また、議場のモニターの使い方は是非真似てみたいものでした。

 今回2つの議会を視察して感じたことは、通年議会へ移行する検討を始めること。ペーパレス化をはじめICTの利用について出来ない人のため躊躇してきましたが、推進に舵を切りなおすこと等、早速取り組んでいきます。一日があっという間に過ぎた充実した視察でした。

       

       

       

       

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