ひまわりのたね通信

第64回可児市立中部中学校卒業式

 今日は市内の公立中学校で卒業式が挙行され、地元の中部中学校の卒業式に出席しました。市内では蘇南中学校の310名に次ぐ270名が学校を巣立っていきました。卒業式は厳粛な中にも暖かさをを感じる式で、二村校長先生が一年をかけて作り上げた新しい中部中学校に対し、地域としても大きな期待が膨らむ式となったことは間違いありません。270名の卒業証書授与に1時間以上要するため、いつもは来賓席や保護者席で話し声が聞こえることもありましたが、今年の卒業式は違いました。先ず卒業生の態度がしっかりとしていたこと、卒業証書授与にあたり、二村校長先生が一人ひとり名前を読み上げ、笑顔で話をされていたこと(私達には聞こえません)、それに対して生徒も笑顔で答えていたこと、9年間皆出席が12名、3年間皆出席がなんと86名もいたこと、校長先生の話の中で「大変遺憾ではあるけれど、私たち大人は君たちに豊かな未来残すことができなかった」と話されたこと、卒業合唱の挨拶の中でマイクを持った男子卒業生が、先生や親にいっぱい迷惑をかけたことを涙ながらにお詫びしたこと、ちょっとやんちゃそうな男子生徒をはじめ多くの男子生徒と、更に多くの女子生徒が泣いていたこと等々、今年の卒業式はいつもと違いました。来賓をはじめ多くの大人を感動の渦に導いてくれました。

 卒業生が退場する際も、足を怪我しまともに歩けず立っているのもやっとな二村校長先生が、担任の先生を労い、生徒一人ひとりを笑顔で送り出す姿に感動しつつ、卒業生の前途を心から祝福することができる卒業式でした。中部中学校の生徒・先生すべてに感謝します。

       

       

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