今年度最後の名鉄広見線活性化協議会が開催され、今年度の利用状況、平成27年度の予算案などが決まりました。今年度の利用状況は残念ながら過去最低となる模様で、初めて年間90万人を割ることになりそうです。スタート当初、年間109万人の利用を目標に始まったこの会議ですが、努力も空しく6年間で20万人も目標を下回る結果となりました。協議会では相も変わらず同じような意見を繰り返しているだけで発展がありません。「運賃の値上げで行政負担を減らすべき」と持論を述べる観光協会代表(市議)の意見はともかく、利用者増の有効な手立てがない現状を変えるのには、活性協の組織自体を見直す必要があると思います。活性化計画について、高校生を中心とする若い世代やNPOに任せ、予算を自由に使ってもらい、調査・研究を進めて新しい事業展開を模索する等、今の方法を変える必要があると思います。利用者減についてその原因を考えるならば、今の活性協のあり方を見直すべきです。私個人としては廃止の意思は名鉄側が握っている以上、地域づくりのパートナー企業としての名鉄グループを、地域全体で応援していく姿勢も必要だと思います。また、御嵩町住民の熱意も下がりつつあるように感じた活性化協議会でした。
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