どうしても行きたい視察先は「奇跡の島」とよばれている島根県壱岐郡海士町です。海士町(あまちょう)は、隠岐諸島の島前三島のひとつ・中ノ島に位置する面積33.5平方キロ、世帯数1,100世帯、人口2,400人、後鳥羽上皇の流刑地としても有名です。
「このままでは無人島になる」との強い思いから、行政が中心となり隠岐島前高校、地域住民が立ち上がり高校と地域の連携を模索し、今では「島留学」を核として、全国から意欲的な若者が集まる仕組みを確立し、新入生の4割以上が島外出身者となり全学年で2学級化が実現した奇跡の島です。島民を挙げて地域課題に取り組み、それを見事に解決した地域力は実際に見てみないとわかりません。何が何でもこの目で確認したい町への視察が実現できそうで、今から楽しみで仕方ありません。境港からフェリーで3時間もかかる僻地の離島で起きた奇跡を、この目で見ることが出来るのはそう遠いことではなくなりました。
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