ひまわりのたね通信

議員とその家族のモラルが問われる

 先日ネットで見たニュース。
 「岡山市北区選出の有井靖和市議(71)が2011年の改選後に開かれた今期の本会議計160日のうち出席したのは3日のみで、約70日の委員会は全て欠席していたことが13日、分かった。家族によると病気で入退院を繰り返していたという。議長宛ての欠席届は提出されており、手続き上の問題はないが、同市議会は12日に今期最後の定例会を閉会しており、4年間のほとんどを欠席したまま任期(4月末まで)を終えそうだ。
 市議会事務局によると、月額67万円(11年9月までは71万円)の議員報酬やボーナスは支払われている。林紀行環太平洋大准教授(政治学)は「本会議に出席して採決に加わることは議員活動の中で最も重要な行為。法的には問題ないが、政治家としての責任は問われる」としている」

 以前から、「定例会の間や休会日は議員は何をやっているのか分からない」とう意見を耳にします。可児市議会の役付き議員は足しげく登庁し、職務をこなしていますが、それ以外の議員の日ごろの行動はよく分かりません。今日開催された議会活性化特別委員会では、議員の報酬・定数を議員の活動を記録することにより導き出そうというものです。議会活動(議員の個人活動とは別)をしなくても毎月自動的に報酬が振り込まれる訳で、岡山の例は行きすぎてはいるけれど、ありえない話ではありません。国も地方も議員の不祥事が後を絶ちませんが、政治家の出処進退を決断するのは自身であることは承知していますが、その判断基準があまりにも有権者とかけ離れたものであるならば、国民からの理解は得られるはずがありません。

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