ひまわりのたね通信

9月議会の一般質問

 久しぶり、とは言っても議長時に昨年の12月議会で一般質問をしましたが、やはり議長という重石がなくなった一般質問は気が楽です。今回は大項目で2つの質問を用意しました。出番は初日9月8日の1番なので午前9時からの登壇です。

以下は質問要旨


質問:1  件名:今後、可児の新しい顔づくりをどのように進めるか

詳細:本年3月、2年をかけて作成した可児市公共施設等マネジメント基本方針が発表され、今後更に進む少子高齢化、人口減少により公共施設建築物の施設延べ床面積の大幅削減が必要である(25%〜35%)との報告があった。一方、冨田市長の公約では「若い世代が住みたいと感じる魅力あるまちの創造」を進めるとある。今後は市民力を生かしながら、それぞれの政策や事業を具体的に進める方向を、市民に分かりやすく示していかなければならない。可児市には国の「特別支援劇場音楽堂」に指定されたアーラをはじめ、世界一のバラ園を擁する花フェスタ記念公園、国史跡指定を目指している美濃桃山陶の聖地、国史跡指定美濃金山城址他、明智城址や土田城址など、すでに国内外でも高い評価を得ている施設もあるが、今後はさらに可児の新しい顔を作っていかなければならない、よって以下の質問をする。
1、駅前子育て等空間創出事業の進捗状況について説明を求める。
2、土田多目的広場は今後どのように利用していくか。
3、可児市運動公園の南側の岐阜県総合教育センター可児分室跡地を、県議会の議決により所有権移転をすることとなったが、運動公園の機能強化のためにどのように利用し行くか。
4、可児市公共施設等マネジメント基本方針では、今後大幅な公共施設の延べ床面積削減が必要になると公表された。市内各地の公民館や図書館などの統廃合や機能集約、そして繭検定所跡地など未利用市有地の利活用をどのように進めていくのか。
5、国史跡指定美濃金山城跡整備について、その保存管理計画および可児市の観光施設としてどのように位置づけ全国にPRしていくか。
6、お隣の多治見市では日本一暑いまちとして、群馬県の館林市などとともに全国に広く知れ渡たり大きなPR効果を生んでいるが、本市の気象観測はどのようにおこなわれているか。

質問:2  件名:市内踏切の安全確保について

詳細:本年7月22日水曜日、午前8時50分ごろ市内下恵土地内の名鉄広見線(新可児-御嵩間)踏切で御嵩発新可児行きの普通列車と80代の男性が運転する軽自動車が衝突した。列車の乗客8人と車に乗っていた2人に怪我はなかった。その10日後の31日金曜日、午前10時38分ごろ今度は石井(広見)地内の名鉄広見線(新可児-御嵩間)の踏切で御嵩発新可児行きの普通列車と女性が運転する軽自動車が衝突した。列車の乗客14人と運転していた女性に怪我はなかった。事故が起きた二か所の踏切は変則な踏切で以前より危険を指摘されていた。また市内にはこれら変則な踏切や、通学路に指定されていても歩道がない踏切など、改良を必要とする踏切が数多くあり、毎年自治会要望やPTA要望として市側へ提出されている。
国土交通省では以前より踏切改良促進に向けた取り組みをしており、危険な踏切の指定⇒改良計画の作成⇒踏切道の改良を実施するなど、地方自治体とも協議の上改良を進めている。また平成19年に全国の道路管理者および鉄道事業者の協力のもと、全国の約36,000箇所を対象に踏切交通実態総点検を実施し、緊急に対策の検討が必要な踏切を抽出し、緊急対策踏切、抜本対策踏切、速攻対策踏切に対し整備計画を作成するなど対応、安全対策を進めている。踏切の管理は鉄道事業者(可児市では名古屋鉄道、東海旅客鉄道)に責任があることは理解しているが、全国的に見ても踏切全体の89%が歩道のない踏切であり、歩行者が少しでも安心して安全に横断できる踏切に改良していく必要がある。本市においては過去の事故の例を踏まえて、今後、踏切改良や安全対策、危険個所の周知や広報、子ども達や高齢者に対する注意喚起をどのように進めて行くのか。


以上です。

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