ひまわりのたね通信

地方議員からみた国の政策

 維新の党のゴタゴタが続いているけれど、国会閉会中の国会議員はこれほどまでに時間を持て余す余裕があるのかと驚いてしまいます。よそのお宅のお家騒動に興味はありませんが、あまりにも見苦しい内輪もめにうんざりです。

 日本創成会議の増田寛也座長が、10年後に東京圏(1都3県)で介護・看護職員が50万人必要になると指摘したようです。この方、元総務大臣ではあるけれど消滅可能性都市公表や、高齢者を地方へなどの発言があり、地方から見たら敵対視する存在です。消滅可能性都市の突然の公表は、その処方箋もなく一方的になされ、今まさに頑張っている地方都市の足を引っ張る格好になりました。また、高齢者の地方移住は、若い世代の都市部(首都圏)への流出対策が遅れている中、地方からすると「ふざけるな」と言いたい気分です。「土地が安いから」とか「人口が減っているから」などで高齢者を地方へとは失礼な話だ。国も石破さんが今頃になって「地方創成だPDCAサイクルだ」とおっしゃってますが、掛け声だけでは何も変わらないし、自民党の地方組織はその能力があるとは思えません。未だに高齢者に媚び諂い票を獲得するための政策を優先しているのが現状です。地方は地方で考えてガバナンスを進めるから、黙って「人・物・金・権限」を地方へ委譲すべきです。地方を犠牲にしても首都圏を何としても守り抜く石破大臣や増田座長の発言には要注意です。

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