地震の被災地で、支援物資が被災者の手元に行き渡らない事態が生じているようです。道路網の寸断で輸送が遅れたことに加え、人員不足により集積拠点で滞留しているとの指摘もあり、避難の長期化を見据え、医療体制の復旧や被災者の帰宅時期なども課題に挙がっています。
なぜこのような事態となっているのか、交通や輸送の問題もあると思いますが、おにぎり1個手にするのに2時間も並んだとの報道もあります。想定を上回る規模の災害であることには違いありませんが、災害時の対策マニュアルの中身の問題や日頃の防災訓練のあり方等、行政サイドの責任も大きいのではないでしょうか。災害時の後方支援体制も考えておくことが大切です。
被災地では小学生から大学生まで、多くの子ども達や若者が被災したにも関わず、避難所で活動する姿が報道されています。とても美しいその姿に感動するとともに、日頃から若者たちへ社会教育をすることの大切さが実感できました。キャリア教育のメニューにも「防災」があるので、担当する生徒たちが防災リーダーとなって市内の若者達に啓蒙活動を進めるよう話をしてみます。先ずは、可児市の地域防災計画並びに水道施設災害対策マニュアルをチエックします。
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