「中部電力が浜岡原発(静岡県御前崎市)1〜4号機を建設するのに伴い、地元の住民組織に総額三十億七千九百万円余りが渡っていたとする文書が見つかった。組織の代表者を務めた男性(故人)の自筆メモで、関係者から提供を受けた一連の資料とともに、立教大共生社会研究センターが十日、公開を始めた」との報道がありました。地元の有力者に金をバラマキ原子炉の建設を進めていたことが本当であるならば、金のために地域の安全な未来を素晴らしい環境を売り払ったことになります。「次の世代に豊かな未来を残せなかった・・・・」チェリノブイリや福島第一原発の現状や核廃棄物の問題を考えると、原発は順次廃炉にすべきです。想定外の熊本地震をみても明らかで、熊本に原発があったら2回目の原発事故になった可能性もあるわけです。金で地域の未来を売ってしまった過去を変えることはできませんが、浜岡から未来へ向かって「廃炉」を声高々に発してもらいたいのもです。
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