公約が守られない政治は自民政権時代をはじめ数あれど、代表的なものは民主党が政権交代した選挙マニフェストですが、今回はEU離脱派が早くも公約を反故にするような動きが出ているようです。選挙に勝つためには何でもあり(地方選挙でもいますけどね)状態にはうんざりですね。離脱という結果は出ているので、だからと言って国民投票を無かったことには出来ません。イギリスは混迷の度合いを深めることになりそうです。
参議院選挙では共産党の藤野政策委員長が「人を殺すための予算」と発言し大問題となっています。この発言はよくある文章を切りとったものではなく、軍事費は戦後初めて5兆円を超えた。人を殺すための予算ではなく、人を支え育てる予算優先する改革が必要だ」と発言、日本では憲法9条により軍事費は存在せず、防衛費ということになります。防衛費=自衛隊ということになり今回の騒動となりました。発言自体は共産党が主張していることなので訂正しなくてもいいような気がしますが、いかんせん選挙期間であることと、大災害が起きて選挙どころではない被災者の皆さんの気持ちを考えない残念な発言となってしまいました。勢いがあった共産党もこれで足踏み状態となるのでしょうか。痛いのは民進党ですね。藤野発言はさすがに行き過ぎた感があります。
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