ひまわりのたね通信

3兆3千億円の買収

 ソフトバンクは、3兆3千億円をなんと現金で買収するとのこと。英半導体設計会社ARMホールディングスの買収は、市場拡大の推進力となる「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の独占的な基盤技術の確保が狙いだそうです。なんともスケールの大きな話ですが、イギリスのEU離脱で荒れた市場が、この影響で安定するのではないかと言われています。孫社長は「10年後に安い買い物だった。あの時買っておいて良かったと必ず言われる・・・・」ほんとにすごい人物ですね。

 最近よく耳にする「IoT」わかりやすい説明があります。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々な”モノ”を接続することを意味します。読み方はアイオーティーです。
テレビやデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、HDDプレーヤー、DVDプレーヤー等のデジタル情報家電をインターネットに接続する流れは既に始まっています。更にデジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報をインターネットを介して伝達されるシーンがますます増えています。現在ではスマートフォンやタブレット端末もインターネットに接続されるのは当たり前で便利に利用されています。
更にインターネットはあらゆる”モノ”がコミュニケーションをするための情報伝送路に変化しつつあります。インターネットに接続される”モノ”は大きく以下の三つに分類できます。

・パソコン類(スマートフォン、タブレットを含む)
・機械類
・その他の”モノ”

様々なモノ、機械、人間の行動や自然現象は膨大な情報を生成しています。これらの情報を収集して可視化することができれば様々な問題が解決できます。見ることや聞くこと触ることができる情報はもちろんですが、それらができない情報もセンサーにより数値化され収集可能になります。
従来のように人間がパソコン類を使用して入力したデータ以外にモノに取り付けられたセンサーが人手を介さずにデーターを入力し、インターネット経由で利用されるものです。
モノのインターネット(Internet of Things : IoT)により、センサーと通信機能を持ったモノ達、例えば、ドアが「今、開いているよ。」猫が「今寝ているよ。」植物が「喉が渇いたよ。」等とつぶやき始めるのです。これらの情報をインターネットを介し様々な場所で活用することができます。

このパソコン類以外のモノをインターネットに接続することをモノのインターネット(Internet of Things : IoT)と呼んでいます。ちなみに、機械同士の通信をM2M(Machine to Machine)と言います。
“モノ”をインターネットにつなぐことにより。以下を実現します。

・離れた場所の状態を知りたい。→離れた”モノ”の状態を知る。
・離れた場所の状態を変えたい。→離れた”モノ”を操作する。

モノのインターネット(Internet of Things : IoT)では”モノ”に対し各種センサーを付けてその状態をインターネットを介しモニターしたり、インターネットを介し”モノ”をコントロールしたりすることにより安全で快適な生活を実現しようとしています。
“モノ”をインターネットに接続して計測データ、センサーデータ、制御データの通信をすることでモノのインターネット(Internet of Things : IoT)が実現されます。

とのこと、家電の遠隔操作などが代表例です。ペットの犬にタグを付けて会話をすることも将来可能とのことなので、障害を持った方々にも広く応用できるのではないでしょうか。もう少し勉強しないと置いてけぼりになりますね。

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