本会議に続き午後からは決算説明に入りました。平成27年度決算は例年通り黒字決算となっていますが、詳細のチェックは説明を受けてから質疑を通して、議員間討議を経て提言を行います。9月議会は目まぐるしい展開なので、一般質問対応を含めとても忙しいものとなります。
午後7時からは「第二次可児市都市計画マスタープラン」の説明会があり、出席して説明を聞き市民の皆さんの意見聴取を拝見しましたが、これがまったくお粗末な内容で、6年前の議会報告会を見ているようでした。内容は、ほぼ個人の個別要望、地域要望に終始し、都市計画マスタープランに対する意見は数回あっただけ、数人の市民が質疑しただけで、ほとんどの市民が意見や質疑をすることなく「来なければ良かった」「なんの説明か全くわからなかった」と帰っていきました。議会が苦労して報告会や懇談会を行い、グループ討議を通じて市民意見を集約する手法を用いているのに、執行部は未だ化石のような手法で意見聴取をしているのには苛立ちを感じました。これで市民意見を聞いたと判断されてはたまったもんじゃないですね。他の会場の説明かの状況を把握しているわけではありませんが、アリバイ作りと言われても仕方がないと思います。可児市の未来を決めると言っても過言ではない都市マスを、もう少し慎重に、大切に扱ってもらいたいものです。都市計画審議会も大事だけれど、市民意見の集約は最も大切なことです。
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