質問:1 件名:地域防災力向上に向けた取り組みについて
答弁を求める者:建設部長 総務部長 20分
質問要旨:地球温暖化による影響と考えられる異常気象による災害が全国各地で起こっている。また熊本地震にみられるような、過去に前例がない地震災害も起きうる可能性が出てきた。本市における地域防災力向上について問う。
詳細:過去に例を見ない想定を超える震度7の地震が2度にわたり発生した熊本地震。また、観測史上例を見ない動きをしている台風10号。梅雨前線や秋雨前線による豪雨だけでなく、ごく日常的に大気不安定による豪雨など、本市としても平成22年に経験した7・15災害や翌年の台風20号災害などは150年に一度起きる災害と言われているが、近年の気象環境では確率で云々ということは、もはや通用しない状況である。そこで、以下の質問をする。
? 可児市の水防・防災訓練のあり方について見直す点はないか、あるとすれば何をどのように見直していくのか。また、本市の災害時におけるタイムライン(事前対応計)の導入および訓練での活用についてどのように考えているか。
? 熊本地震において発災時の避難場所の確保(車などでの避難)や、その方法(行動)について行政が情報を収集するために、とても苦労したようだ。また、飲料水や食料の確保と配布に関して混乱したとの報告があるが、本市としてはこれらに対してどのように対応していくのか。
? 本市には6つのハザードマップ(我が家のハザードマップ、地震防災マップ、洪水ハザードマップ、地震防災マップ、土砂災害ハザードマップ、ぎふ山と川の危険個所マップ)が作成され公表されている。先日、会派のメンバーと建設業協同組合の皆さん、関係課職員と水防倉庫の点検および広見地区のハザードマップに基づきチェックをしたが、いくつかの問題点(水防倉庫の整理整頓管理、広見地内JR鉄橋下の堤防、ポンプ設置に対する諸問題等)が見つかった。今後これら諸問題にどのように対応していくのか。
質問:2 件名:2020東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツツーリズムについて
答弁を求める者:観光経済部長、市民部参事
質問要旨:リオデジャネイロオリンピックは過去最多の41個のメダルを獲得するなど東京開催へ向けて雰囲気が盛りあがる結果となった。オリンピック・パラリンピックを契機とした地域活性化について問う。
詳細:リオデジャネイロオリンッピックでの日本の獲得メダル数は、金12個、銀8個、銅21個の計41個で過去最大を記録し、メダル獲得数ランキングもアメリカ、イギリス、中国、ロシア、ドイツに次ぐ第6位となった。9月7日から始まるパラリンピックでも大きな期待がよせられる。
日本国内では2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け様々な文化活動や経済活動が行われるが、これを機に地域活性化の起爆剤とすべき様々な取り組みがなされている。この大会を契機に本市においても地域活動や観光振興など、本市にある施設や文化を利用した活動を検討してはどうか。
? 本市施設であるKYBスタジアムや総合運動場等、また、本年度より可児市ゴルフ協会と本市が取り組んでいるゴルフツーリズム等を踏まえ、オリンピック事前合宿地などへの対応は考えていないか。
? 岐阜県では、すでにスポーツのまちづくり支援制度などを設け、2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け県内市町村にホストタウン構想を推進する交流事業などを呼び掛けているが、本市としてはどのような対応をしていくのか。
? 2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、観光および経済の面で具体的に何を進めていくのか。
以上2問です。予定では満を持して他の質問を用意していましたが、諸事情で急遽変更しました。
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