今日の一般質問は散々な内容でした。一般質問について龍谷大学の土山先生の研修を受けたばかりなので、とても残念でした。ママさん議会の報告書が仕上がったので掲載します。
ママさん議会での報告内容まとめ
共通テーマ より多くの人に子育て拠点施設を利用してもらうためには。
個別テーマ
1・2グループテーマ
子育て拠点施設における利用者目線の情報発信とは。また、利用者としてどのような情報をどのような手段で受け取りたいか。
3・4グループテーマ
さまざまな立場の人が関わり合う子育て拠点施設にするために活用の可能性を考える。(異年齢・多世代交流、子育て支援、健康づくりなど)
5・6グループテーマ
子育て拠点施設をママさんたちが安心して語らえる場にするために何が必要か。
1グループ
・30年後など遠い未来を見据えた施設であってほしい。(建設後の運用が大切)
・子育て世代だけでなく健康増進施設として、多世代が集える場であることが重要なのでは。
・情報発信の手段としてフリーペーパーを備え付ける。
・アプリ、SNSなどによる発信は市が行うのではなく、利用者による拡散を狙う。
・拡散に繋げるためには、施設にランドマーク的な要素やシンボリックな写真の素材となりそうなものを設け、情報(写真)をシェアしてもらう。
・働きたいと思う女性が集える場所として、求人情報が目にできたりや就業相談できるとよい。
質疑:多世代交流の具体的な内容としてどのような意見があったか。
答弁:健康増進を目的としたスポーツ施設が充実されるといいという意見のほか、逆に特に目的がなくても、なんとなく集まりたくなるような場所であってもいいという意見
2グループ
・インターネットのほか、フェイスブック、LINE、インスタグラムなどのSNSなどを活用した情報発信
・ハッシュタグでキーワードを設定したり、シンボル的なものを写真に写り込ませたりすると情報が拡散しやすい。
・チラシ、カタログ、フリーペーパーを公民館、小中学校、幼稚園、保育園に配布する。多世代をターゲットとするなら紙媒体は必要
・母子手帳に利用無料チケットをつけると気軽に立ち寄るきっかけになる。
・シェアしたくなる情報提供を心がける。(ホームページは内容が固定化する。常に更新することでシェアに繋げる)
・駅前という立地から高校生、大学生などの駅利用者(これから子育てに関わる世代)、年配者、仕事帰りの方もちょっと寄っていきたくなるようなソフトがあるといい。具体的には、プレーパーク、クッキングスタジオ、体を動かす教室など。
・利用手続きはオンラインや手続き自体不要などの工夫を。
・さらに情報がそこに集約されていれば、いろいろな人が集まる。
質疑:シェアしたくなるようなシンボルの具体例は。
答弁:具体的にはすぐに思いつかないが、一目でその施設だとわかるようなもの。そこに行ってみたいと思わせるもの。
3グループ
・可児市のPRも視野に有名人の招致やコンサートを行うなどのイベント開催
・体のリフレッシュのためのヨガやバランスボールなどの教室を取り入れる。
・子どもを預けられ母親が安心して集まれる場所、お父さんと子どもだけでも気軽に来られる施設だとよい。
・市内の保育園、幼稚園の情報が集約されているとよい。
・保育園、幼稚園の発表会、障がい者施設の子どもたちの発表会のほか、お泊り会、紙芝居、絵本の読み聞かせなどのイベントや、心のケア、産後ケアなどが行われれば気軽に誰でも参加できる。
質疑:既存の託児施設ではなく、拠点施設で子どもを預けるメリットは何か。
答弁:子どもを別の場所に預けるとなると手続きや移動が面倒。同じ施設内だと安心という面も大きい。
4グループ
・運動スペースを開放する。(例えば高校生に放課後1時間など)
・アンテナショップでの市内事業者のこだわりの商品を展示する。
・会議室の空き時間をレンタルスペースとして活用する。
・学生の出番をつくる。(高校生・大学生が運営するワンディカフェや将来の仕事に繋がるよう保育の実習の場とするなど)
・クッキングスタジオで料理教室を行う。
・健康運動スペースで昼間にお年寄りが休める場所として開放すれば、子どもに昔の遊びを伝える機会に繋がるのでは。
・幅広い年齢を対象としたイベントやワークショップを次々に開催する。
・5時までである児童クラブの5時以降の受け入れ先としたらどうか。(バスを巡回させ子どもはそのバスで拠点施設に移動する。)
・子ども食堂を拠点施設でも運営したらどうか。
質疑:可児市の子育て拠点施設に相応する子ども食堂とは。
答弁:食を通して学ぶことはたくさんあり、その中には異世代交流がキーワードとしてある。
地域の高齢者が仕込みをすることで、若いスタッフも作り方を学んだり、子どもも手伝いをしてもらったり、いろいろな世代が活躍できる場、交流する場になるとよい。
5グループ
・安心して語らえる場であるためには、人と人が繋がっていることが大切。悩みを話せる場がない人もここに来れば誰かがいるという場所であれば、気軽に来ることができる。(子育て世代だけでなく、中高生なども親や先生ではない大人に出会える場所、多様な関係性を持てる場所であってほしい。)
・人と人を繋ぐコーディネートの役割をできる人材にいてほしい。(施設の運用にはNPOや市民団体などの協力が必要)
・子育て世代が学べる場所であるほか、これから子育て世代となる中高生も小さいこと触れ合う機会がないまま大人になっていく子もいる中、体験・経験を通して育つ場となるとよい。
・サービスを提供する側(行政)と受ける側(市民)という関係性になってしまわないよう市民が主体となって関わっていく。
・人と人が育つ場、人と人を繋ぐ場、出会いと体験の場であってほしい。
質疑:コーディネーターの必要性を述べられたが、どういう人がよいと思うか。
答弁:専門の人だけではなく、先輩ママさんや年配の方、それぞれの分野で活躍する市民でもいいのでは。
6グループ
・保健師などの専門スタッフの配置や託児施設が充実していること。
・個別相談スペースとは別に、児童センターや親子サロンなどの利用中に子育ての悩み相談をできる場所(専門スタッフだけでなく子育ての先輩ママなどと話ができる)があるとよい。
・パパ同士、ママ同士交流できるクラブやサークルを開催したり、読み聞かせ会などテーマを決めて話す場とするプログラムを実施する。
・子育て中は荷物が多くなるので、ベビーカー、ベビーベッド、ベビーグッズが貸出しや設置されていれば手軽に来られる。
・子育てイベントの情報がパンフレットや掲示などで集約されている(そこに行けば情報が得られる)とよい。
・小中高生の学習スペースがあるといろいろな世代が訪れる。
・子育て中のママのリフレッシュのため、子どもを預けて少しお酒が飲めたり、食事やコミュニケーションをとれるスペースがほしい。
質疑:ベビーグッズについて具体的にはどんなものが意見としてあったか。
答弁:おもちゃなどその場で遊べるものや遊具など。手ぶらで来ても遊べるようなもの。
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