平成27年度の決算審議が始まりました。質疑の内容は年々質が上がっているように感じますが、質疑をしない議員がいることも事実です。数人の議員が二日間黙って座っているだけとは、何とも情けない状況です。給料泥棒みたいなもんですね。今日の質疑のなかで、ふるさと納税に関して平成27年度は400万円の赤字(納税額より他の自治体への寄付が増大)返礼品を入れると600万円ほどの費用がかかりました。返礼率を10%から30%へ増やした今年度は寄付額が増えているようですが、この制度については以前から疑問がありました。結局のところ金持ちが多額の寄付をして高額な返礼品をせしめる構図があります。本来のふるさと納税の本文からはずれる高額返礼品は、地域の経済活性化のためになるという反面、土地や家がもらえるなど常識を逸脱したものまであります。見直す時期に来ているのではないでしょうか。
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