ひまわりのたね通信

天草市視察

 被災し庁舎が危険な状況となったため、分庁して業務を行っている天草市、議会は事務局ともども中心街から15分ほど離れたコミニティーセンターに移動しています。本会議はイスと机を並べて体育館で開催するとのこと、とても不便なようですが議会はどこでも開催することが出来ることを証明しているようです。議事録も複数のボイスレコーダーがあれば十分ですね。ITインフラ整備に格差がある天草市では、民間の力で整備することが困難で国の補助を受けながら、創意工夫して格差解消をしています。可児では「情報インフラは民間の仕事」ときっぱり言い切った行政サイド、なかなかビッグデータや情報アプリが他市に比べて進んでいないのはこのあたりに問題があるのかもしれません。観光や特産物が豊富な天草市は、その強みを生かしたまちづくりを進めています。I・Uターン者も増加している現状は情報発信力によるところが大きいと感じました。天草Webの駅のアクセスが大幅に増加し、それにともない売り上げも会員数も増加し続けています。震災によりどん底まで落ちた宿泊者数も急速に回復しているようです。これも情報発信の大切さを裏付けるもののひとつです。公共施設のネットワーク構築に成功し広域ネットワークが機能しだした天草市の今後の動きに注目していきます。インバウンドとあわせて特産品を世界に売り出すためには更なる情報発信力が必要ですね。(写真は天草市に架かる歩行者と自転車専用の橋です。船が通るたびに橋が上昇します)

      

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