二村校長先生に誘っていただいた教育講演会。講師は可児市皐ケ丘出身で可児高校13期生で現在 法政大学キャリアデザイン学部 准教授の田中研之輔先生でした。とてもわかりやすく生徒たちを引き込む力が強く素敵な研修でした。先生から私のところに今回の研修のまとめを生徒あてに出す資料が届きました。
法政大学 准教授 田中研之輔
先日の「生き方をデザインする3つの心がけ」、いかがでしたか?
みんなが一生懸命に話を聞き、頭をはたらかせて、考えてくれました。
可児出身の私にとって、中部中のみんなの笑顔や真剣なまなざしは、大き
なエネルギーです。
これからも頑張っていってくださいね。
さて、みんなに伝えたかったこと。簡単にまとめておきますね。
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? 数字をみる習慣をつけていきましょう。−−社会の「変化」はかならず「数
字」にあらわれます。
(例)中部中では?可児市では?岐阜県では?東海圏では?日本では?世
界では?と常に数字をみて、調べて物事を考えるようにします。いつから
始まったことなの?増えているの?減っているの?
? みんなに平等なのは、「時間」と「頭」
「時間」と「頭」の<使い方>が、大きな違いをうみます。
テストが得意な人=テストの「準備」が上手な人
テストが苦手な人=テストの「準備」が苦手な人
中学校の勉強を通じて、「時間と頭」の
得意な「使い方」をみにつけてください。
<準備の仕方><使い方>をみんなで、話し合ってみるのもいいですね。
? 進路や人生の選択は、下記の4 つの中から、
1) 〜〜〜〜が好きだから (趣味・積極的関心)
2) 〜〜〜〜が興味ないから (消極的・限定的関心)
3) 学校で〜〜〜〜キャラだから (他者−自己関係)
4) 将来的に、〜〜〜〜に関わりたいから (計画・プランニング)
できるだけ、1)と4)で選択していく。
? 日記・反省ノートより、「未来日記」を大事にしましょう。
* 主役として、監督として、それぞれの人生をデザインしてください。
部活動や勉強も、「目標」までの準備過程の<練習>です。
? プロティアンキャリアを創る
みんなが大人になっていく過程で、
社会は、どんどん、変化します。
変化のスピードが、昔より、はやくなっています。
そこで、どんな変化にも、しなやかに対応できる
「柔軟なキャリア(=生き方)」をつくっていきましょう。
いま、専門家の間で、注目されているが、
このしなやかな生き方をしめす、
「プロティアンキャリア(P rot ean Car e e r)」という考え方です。
P rot ean の意味は、- – – 変幻自在な,多方面の,一人数役を演じる、です。
↓
変化の激しい時代だからこそ、相手を思いやる心がけも
より大切になってきます。——「人の気持ち」「人の立場」をおもう。
まとめ
生き方をデザインする3つの心がけ
?社会に「興味を持つ」
?自分の「未来日記」を書く
?「その人」の立場になる
* ちょっと、難しかったら、先生に聞いてみてください。
先生は、みんなの応援団です。
それでは、また、あえるのを楽しみにしています。
先生のゼミは毎週水曜日の17時から19時とのことで、時間が出来たらゼミの見学に行ってこようと思います。思わぬところで新しい縁が出来ました。
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