ひまわりのたね通信

勢い付く都民ファーストの会

 千代田区長選挙の圧勝で東京都の小池百合子知事が、7月の都議選(定数127)に、自身を支持する地域政党「都民ファーストの会」から、議会の過半数となる64人以上の候補擁立を検討していると報道されました。地方議会で首長が自身を支援する与党的な政党となることには違和感を感じますが、現状の自民党都議連等が水面下で都職員や国と談合を繰り返し自身の利権や既得権を最優先にして、既成政党の下請けに徹して都民の方を向いていない政治よりはまだましです。日本維新の会のようにいずれは国政進出を目指すことになるのでしょうが、今は東京大改革が目標なので既存議会を壊すことは私も大賛成です。しかし、都知事との関係はあくまでも是々非々の対応で都政をしっかりと監視と評価することが都議会の使命であることを忘れないでいただきたい。また、候補者選びをより慎重に行わなければ「減税日本」のように不祥事を連発し機能不全に陥ったり、日本維新の会のようにはぐれ政治家が言いたいことを言って失笑を買い無駄な税金の支出となってしまいます。「都民ファーストの会」に期待するところは大きいので高いハードルで候補者選びを行ってもらいたいですね。この流れが東海地区にも押し寄せて、化石のような議会、怠け者楽園のような議会である県議会の改革につながることを期待してます。「私の4年間の仕事の一番目は、4年後の選挙を無投票にすることで、出てくる芽をしっかりと摘み取ることです」と言った県議の言葉は今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。県議会内では常識だそうですが県民ファーストはまだまだ先になりそうです。

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