ひまわりのたね通信

高校生議会の意見とりまとめ

 高校生議会のグループディスカッションでの意見を以下のようにまとめました。

設問1 市内にある総合病院に行政が補助金を出し、常勤医を2名確保することになりました。(常勤1名では入院患者と外来患者の対応は無理です。)小児科の充実か、産婦人科 (急性期医療対応)の新設か、究極の選択を余儀なくされました。皆さんはどちらを選択しますか。

設問1では2つのグループが小児科の充実を1つのグループが産婦人科の新設を選択しました。発表では、小児科でのコンビニ受診の解消を目指し、妊婦学級などで親の知識向上をはかることや、相談できる場所が近くにあり、妊婦さんやお母さんの不安を解消させ、親の負担軽減につなげる。子供を産みやすい環境整備し、事故防止や妊婦さん同士の交流の場作る。かにっ子ナビをさらに充実しPRを行うことや、現在中学3年生まで無料となっているこども医療費の意義を理解してもらうなど意見が出されました。

設問2 新年度から新たに子育てにかかる取り組みを充実することになりました。しかし、予算の都合上、これまで行ってきた“マイナス10カ月から つなぐ まなぶ かかわる 子育て”の内容をさらに充実させるのか、高校生など若者への支援として新たな取り組み(金銭的な支援や若い世代が活躍するための支援)を行うか、どちらかを選択しなければなりません。

設問2では両グループとも若者への支援充実を選択しました。発表では、子育て支援が充実していれば、若者が可児に住もう、戻って来ようと思える。可児市議会や縁塾や企業など地域の大人たちとの関わりが持てることが自分たちの成長につながっている。参加者はまだ少ないが、もっと多くの高校生にこういう機会が与えられることも含め、若者支援の優先を期待する。子育て相談窓口やマイナス10ヶ月相談窓口に高校生や若者も参加して体験出来る機会があると良いのでは、また地域の人たち(高齢者や子育て経験者)との意見交換や交流できる機会や場所を作って欲しい。また進学希望高校生で奨学金問題があり社会人になってから奨学金返済が負担になり結婚、子育てに影響が出ているのではと意見がありました。

設問3 皆さんに伺います。市内で就職する人が増えれば、定住人口も増えると考えられますが、そのため次の取り組みを進める場合、どちらをより重視したらよいと考えますか。
?就職支度金支給や市内企業に就職すればもらえる奨励金などの金銭的な支援、市内企業よる合同説明会・就職面接会やセミナーなどの催しを行い、既存企業に働く人を呼び込む就職支援
?市内で働く場所が増えることにつながると考えられるため、会社を興す人を支援するなどの起業支援

設問3では起業支援と就職支援と意見が分かれました。起業し働く場所を増やせば、雇用も増える。時代のニーズに合わせて自分がやりたいことができる。地元では、仕事が限られ、就職支援の制度が充実されても、県外の大学へ行ったら地元へ戻ることが困難。
地元では職種に限りがあり、働きたいと思う企業が少ない。金銭面での就労支援もあるが、可児市に若者が定住するためにも、可児市独自の支援策や優良企業の積極的誘致を図るなど意見がありました。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP