ひまわりのたね通信

震災から6年

 東北大震災から今日で6年が経ちました。3月11日は私の亡父の命日でもあります。「震災を風化させてはいけない」被災した多くの方が口にする言葉です。熊本の大西市長も昨年の10月の視察の折「発災後半年ですでに風化しているのを感じる」とおしゃっていました。復興は少しづつではあるけれど進んでいるようです。しかし、福島第一原発の廃炉への道はかなり厳しい状況です。それでも原発を再稼働させようとする国の方針には納得がいきません。未だ12万人を超える避難者、除染ができない放射能汚染地域など、次世代に負の遺産を残し、孫子の世代にツケを回すことは無責任すぎると思います。使用済み核燃料棒の処理は使った世代が後片付けをするのが当たり前で、その目途がたたないような状況で原発を稼働することは許されないのではないでしょうか。国民は原爆投下による放射能の恐ろしさを知っているにもかかわらず、知らないふりをしているように感じます。私は保守的な考えの政治家ですが、原発や核の問題については断固反対の立場をとっています。放射線技師として少しの知識はあることが影響しているかもしれませんが。未来の子供たちに核のない社会を残したいと常に思っています。

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