平成29年度可児市一般会計予算をはじめ、国保、介護保険、後期高齢者医療保険、上下水道企業会計、各財産区特別会計は審議可決されました。長かった予算審議も終了し、人事異動も発表され4月1日から新しい年度がはじまります。決算から予算審議への繋がりがその審査の精度も上げています。このような仕組みを持つ議会は全国でも稀で、ほとんどの議会が数日、数時間で予算を審議しています。現国会のように予算委員会が予算審議措そっちのけで森友問題を取り扱うようなことはないにしても、大切な税金の使い道をしっかりと審議することは、政務活動費などの使い方に直結するのではないでしょうか。しっかりと審議している議会は政務活動費の使い方もしっかりしているということです。逆に言えば、議案審議がしっかりと出来ていない議会は政務活動費の使い方にも問題が発生するということです。市民の皆さんはこの辺りを注視して議会や議員のチェックをしてみてください。
今日は東京へ行き、日本生産性本部と早稲田大学マニフェスト研究所が主催する議会の政策サイクルのあり方に関するシンポジウム「地方議会議員フォーラム20117」で、可児市議会の取組みを発表してきます。また、明日は愛知大学豊橋キャンパスで「人口減少時代における地域力シンポジウム」にて、新城市の穂積市長さん、牧之原市の西原市長さんと事例発表とパネルディスカションに登壇します。中身の濃い2日間となります。頑張ってきます。
この記事へのコメントはありません。