質問:1 件名:公民館のコミュニティセンター化について
平成28年8月に社会教育委員会の会議により示された「公民館をより使いやすい施設とするための方策」として市長への答申を受け、各公民館からの意見聴取や様々な会議で協議し、平成30年4月より公民館からコミュニティセンター化に移行する予定となっている。今議会においても可児市地区センター設置及び管理に関する条例制定について、建設市民委員会にて説明がされるとのことである。また、昨年の11月と本年5月に開催した議会報告会ではワークショップのテーマを「公民館のコミュニティセンター化について」とし、参加した市民の皆さんから様々な意見を集約することができた。そこで以下の質問をする。
1. 公民館のコミュニティセンター化の今後のスケジュールはどうのようになっているか。
2. 社会教育法による施設から地方自治法に基づく公の施設となるわけだが、何がどう変わるのか(休館日、利用時間、予約方法、飲食、物販、使用料、減免対象等)また、名称やセンター長の人選や待遇についてはどうか。
3. 現在利用している団体や市民、地元地域が利用しにくくならないような方策は。
4. コミュニティセンター化に移行後はどのような方法で地域の拠点施設として機能させるのか。
5. コミュニティセンター化に移行後、いずれかの段階で指定管理者制度の導入は検討していくのか。
質問:2 件名:大森台(欅ヶ丘)宅地開発事業の経緯と今後について
平成27年11月に工事着手となった大森台(欅ヶ丘)宅地開発事業は、面積8.4ha、住宅146区画、集会所1区画で事業者は高山市のエムアセット株式会社、名古屋市の株式会社ディーシークリエイト。施工業者は団地造成を下呂市の金子工業株式会社、砂利採取を瀬戸市の株式会社大伸興産が請負、現在は砂利採取が進められている。許認可は林地開発許可を可茂農林事務所林業課、都市計画法開発許可を可児市建設部建築指導課、砂利採取法許可を可茂県事務所振興防災課が行った。この土地は高山信用金庫により17億円の根抵当権が設定されている。工事期間は砂利採取全70万㎥を予定し、その後平成32年1月より宅地造成をする計画となっている。平成29年2月28日現在で約10万㎥の砂利搬出がされており砂利採取は計画より若干早く行われている。沈砂池及び防災措置についても必要とされる容量が確保されていることを県・市側が確認をしている。工事による周辺の影響として作業時間、騒音、雨による土砂の流出、落石などの苦情も寄せられている。平成28年4月15日の誠颯会・公明などの会派議員現場視察に始まり平成29年2月までに、建設市民委員会の現場視察や定期パトロールなど延べ23回の現場確認を行っている。そこで以下の質問をする
1. 今回の件により欅ケ丘土地所有者の開発に対する意識はどのようなものとなっているか。
2. 乱開発を防ぐための手立てはあるか。砂利採取後の放置は防ぐことができるか。
3. 梅雨や台風シーズンを迎えるにあたり土砂等の流失による周辺への影響について対策は万全か。
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