ひまわりのたね通信

松山選手にプロ魂を見た

 全米プロ選手権最終日、ハーフをターンして松山選手のメジャー制覇を確信した方は多かったと思います。トーマスの12秒はゴルフの神様が彼に微笑んだ瞬間だったのかも知れませんね。試合後のインタビューで松山選手が、まさかの号泣。彼を育てた恩師は「松山の涙をはじめて見た」とおしゃっていました。7月に父親になったことも彼の心に変化をもたらしたのかもしれません。彼が号泣するシーンを見て「これからさらに強くなる」と確信しました。人前で(世界中)初めて涙を流すほど悔しかったし、情けなかったのだと思います。子どもが生まれたその年にメジャー制覇をしたかったと強い気持ちもあったでしょう。号泣するほど頑張ったのに結果が出なかった。暗くなってもただ一人パッティングの練習をした。そんな思いがあったのかもしれませんが、必死にインタビューに答えようとする彼の真摯な態度に感動しました。
 ここで地方議員を語るのは大変失礼かと思いますが、地方議員の数3万3千人あまり、この中にプロと位置付けられる議員は何人いるのでしょうか。一般人よりもはるかに資質が低いと思われる議員は、まちのあちらこちらに存在しています。これでは地域がよくなるわけがありませんね。松山選手のプロ意識の欠片でもあれば救われるのですが、その欠片も見当たらない議員をたくさん見てしまいました。残念なことです。

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