ひまわりのたね通信

熊本市議会の女性市議の行動について その2

全国各地や私の周りには子育てをしながら奮闘している議員さんは沢山おみえです。しかし、ある程度時間を自由に出来る立場の議員は、民間でシングルマザーとして孤軍奮闘している方々よりは遥かに特別な待遇です。先日、JIAMの講師として参加した研修会に、当選したばかりの奈良市議会議員が参加してくれました。彼はラグビーで脊椎損傷となり、首より下に重い障害がありました。言葉もあまり話すことが出来ません。それでも彼は自分の意思で立候補し見事当選した訳です。その横には彼のお母さんが寄り添うように付き添い、研修の内容をメモして彼に必死で伝えていました。議会活動は全てお母さんが付き添ってみえるそうです。私はその姿に感動しました。市民の付託に応える為にそこまでして参加してくれた議員がいることに、とても熱い思いで講師を務めることができました。私たち議員は、制度、立法を提案し議論する立場です。問題がある場合は決して人任せするのではなく議員自身が行動を起こすことが大切だと思います。まして、今回の件は議員の私的事情を優先してしまった結果、このようなことになってしまいました。彼女には頑張ってもらいたいと思いますが、議員の身分、報酬、使命をしっかりと自覚したうえで行動してもらいたいと思います。

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