公務が忙しく暫く出席できなかった昇ゼミに久しぶりに参加しました。キャンパスが大曾根に移転してゼミと移動で4時開以上要するため調整が難しいのですが、参加すると確実に大きな気付きがあります。

今回から新しい教材（現代日本の政治）でゼミを進めて行きます。「科学者としての政治学」、格差社会はほんとに小泉内閣が原因か？近代政治学者のキング・コヘイン・ヴァーバ、ジニ係数等々、から日本はG7中最も公務員が少ない理由は？ということで学生がその理由を考え発表しました。理由はいろいろあるようですが、軍隊（自衛隊）が圧倒的に少ない。給与を抑えることが出来ないため人数を抑えてきた。教育費が少ないため。市町村合併。国鉄・郵政などの民営化など、その理由は様々あるようです。多くの方が「日本は公務員が多い」とのイメージを持っているのではないかと思いますが実際は違います。

「統計的分析を駆使して格差拡大を示すジニ係数の増加が、実は社会における実際の格差拡大は、高齢化と世帯規模の縮小が影響している」と大竹文雄先生が指摘しています。核家族化の進行や単身世帯の増加は所得の少ない世帯数を増加させる。・・・・・なるほど！これもひととつの原因ですね。とてもいい時間を過ごすことが出来ました。イオンの矢場とんでトンカツを食べて駐車場無料にて帰路につきました。