ひまわりのたね通信

補正予算案審議は延会

今回の補正予算の審議は、何といっても明智光秀ブロンズ像建立に関する点に注目されます。議会になんら説明がない状態で突然記者発表(記者発表前日にメールで通知)補正予算審議前にかかわらず11月1日号の広報に詳細を公表し同時に寄付の募集が始まりました。ブロンズ像作者は神戸峰雄氏、建立場所は長山城址で費用は3100万円で来年6月に完成予定です。法人の寄付に関しては900万円以上で300万円相当のブロンズ像を進呈するというものです。このことを以前から知っていた議員がいたかどうかは定かではありませんが、突然のことで議会は混乱しています。「補正予算審議前の一連の事業の進め方が正しいのか?」「ブロンズ像建立の予定は当初予算(施政方針)や市長公約にもなく突然の提案であること」「なぜ明智光秀像なのか、森蘭丸など郷土の歴史上人物は他にもいるではないか」「なぜ神戸峰雄氏なのか?」「なぜ緊急性もない事業を補正予算で行わなければならないか」「なぜ市民が行きにくい場所に建立するのか」「そもそもこの事業に対する市民意見を聞く場が設けられていない、市民意見を無視して行うのか」など、さまざまな疑問点が浮上してきます。質疑に対する答弁も納得いくものが少なかったと私は感じました。よって、一日での採決は難しいと感じたため会議を延会する動議を出し、12月10日の午後1時から委員会を開催することになりました。「議会制民主主義とはどうゆうものか」を考えさせる機会となりました。東美濃ナンバーのことが頭をよぎりました。

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