先日のブログでもお知らせした場外馬券場の新聞報道が、読売新聞の今朝の朝刊でありました。
以下記事抜粋
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可児市中恵土地区で、笠松競馬の場外馬券売り場の建設計画が進んでいることが1日、わかった。建設されれば「シアター恵那」(恵那市)、「早朝前売発売所」(岐南町)に続く、同競馬の3番目の場外馬券売り場となる。経営難にあえぐ同競馬では、数年前に高山市で場外馬券売り場の建設計画が持ち上がったが、地元の反対などで頓挫した。馬券の販売が増えれば経営改善にもつながるが、地元住民の理解をいかに得るかが課題だ。(藤沢一紀)
可児市建築指導課などによると、建設を計画しているのは名古屋市西区の墓地販売会社「東正」。同競馬が取り扱う全国の地方競馬の馬券を販売、50インチのモニターなどでレースを放映する。売り上げの一部が同競馬の収益となる。
延べ約2145平方メートルの敷地に「笠松競馬ミニシアター可児」の仮称で建設し、発売窓口を三つ設置する予定だという。年間稼働日は約320日、営業時間は午前10時から午後5時を想定。1日平均の利用者数は100〜200人程度、年間売り上げ5億5000万円を見込んでいる。建設予定地はパチンコ店の跡地で、国道21号を挟んで大型ショッピングセンター「ラスパ御嵩」がある。
同社が今年1月、笠松競馬に建設を打診。2004年1月に競馬法が改正され、民間会社でも場外馬券売り場の運営が可能となっている。
同社は開設に必要な地元同意を得るため、6月中旬に市に事業概要を説明。現在は住民らと話し合いを続けている。
同社は「9月中旬頃までに地元の合意を得て、計画から1年程度で建設できれば理想的だ」としており、建設予定の同地区の千賀昂(たかし)自治連合会長は「関係する人たちと協議を進めたい」としている。
笠松競馬関係者は「経営は日々悪化しており、早く建設されればされるほどありがたい」としている。
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岐阜県地方競馬組合は、岐阜県、笠松町、岐南町で構成する一部事務組合で、16人の組合議員で構成されています。
県との係わりが深い組合ですが、この事業が可児市に与えるメリット・デメリットをしっかり検証し、その理由を地域の方々のみならず市民全体に情報を公開し議論していかなくてはなりません。
安易に結論を出したり、地域の判断に任せっぱなしではいけません。議会としてもしっかりと調査して行かなくていけませんし、行政側も同様です。
民間による設置なので、余計に慎重な議論が必要になるのではないでしょうか。
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