カタクリが咲くこの時期には、毎年共和中学校の組合議会が開催されます。可児市議5人、御嵩町議5人の議会で管理者は御嵩町長、副管理者が可児市長という一部事務組合の議会です。
昨日開かれた議会では、平成23年度補正予算として、共和中学校耐震地下充填事業として2億9千7百20万円を補正する案が提出されました。
この事業は、共和中学校の校舎とグランドなど敷地内地下の亜炭鉱跡の空洞を埋めもどす事業で、60か所以上の充填孔を掘り、そこへから充填を行うための工事費です。
文科省と総務省からの学校施設環境改善交付金7千6百万円を利用し、緊急防災・減債事業債2億2千百20万円の地方債を起債し行い、それぞれの負担金は御嵩町が10年で5千百65万4千円、可児市が千2百91万4千円となり、交付税算入率は補助分80%、単独分70%で分担金負担率は御嵩と可児で8:2の割合です。
亜炭鉱廃坑跡地の関係は経産省の所管ということでしたが、文科省へ相談したところ耐震関係の補助金が利用できることとなり、急きょ補正を組んでの対応となりましたが、粘り強く調査を進めた結果の補助事業に行政魂を見ることが出来ました。
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