ひまわりのたね通信

私約交代

 「私約交代」聞きなれない言葉ですが、議会において正副議長をはじめ各常任委員会の正副委員長を選びなおすことと、議員の委員会構成を変えることを意味する言葉です。議員になってしばらくは主役交代と勘違いしていた事もありました。

 8月14日で1年の任期となり、今日はその正副議長はじめ常任委員長などを決める人事のための臨時議会が開催されました。副議長である私は辞職し2年連続で議長を務められた可児議長も交代となりました。正副議長をはじめとする私約交代は、「誰がやるかではなく」「何をするか」が大切です。

 今日の正副議長、各常任委員会での正副委員長互選で、副議長・予算決算委員会副委員長・教育福祉委員長・議会運営委員会委員長に立候補された議員がみえましたが、それぞれ6/21票・5/19票・2/7票・2/7票という結果でした。まさしく「誰がやるかではなく、何をするか」の結果がここに表現されています。
一年前、立候補して委員会メンバーの配慮で委員長となったにも関わらず自身の勝手な都合で辞任しながら、4つのポストに立候補するのはどうかと思います。今期一年しっかりと議会活動を行えばまた来年は違った結果になるのではないでしょうか。

 私の今期は、総務企画委員長と議会運営委員会副委員長となりました。総務企画委員会は、総務全般と総合政策、財政、経済、観光と農林などを所管する委員会で、まさに行政の心臓と脳の部分を預かることになります。事務事業の評価や財政見通しなど、しっかりと議論していきたいと思います。
委員長の役目は少しのリーダーシップと絶対的なコーディネイト力です。議会と執行機関、議会と市民との間をアンテナを高くしてコーディネイトして行きます。今日の議会運営委員会で早速「(仮)正副委員長協議会」の設置を提案しました。これを設置することにより常任委員会での課題などを各委員会で情報を共有でき、所管をまたぐ案件などを同時に議論を進めることが出来ます。正式な設置はもう少し先ですが、9月議会から試運転を開始して行きます。

 可児議長の背中を見ながら、がむしゃらに進んできた一年でしたが、初めての議会報告会を開催し、議会基本条例の大枠を作ることができました。どれほど議長を補佐できたかは解りませんが、それはもう少したったら気が付くことが出来ると思います。新しい体制で自分の置かれた立場を全うすることと、12月議会での議会基本条例の制定に向けて突っ走ります。一年間ありがとうございました。また、3年もの間在籍した文教福祉委員会(現教育福祉委員会)関係者にも感謝申し上げます。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP