ひまわりのたね通信

国会での代表質問

 国会の代表質問をインターネット録画中継でみた感想は、安倍総理の超安全運転な発言が印象に残りました。

 「危機突破内閣」として「強い日本の再生」を掲げてスタートした総理としては、期待していた強硬姿勢とは裏腹に、とにかく無難にスタートを切りたい心がうかがえる代表質問でした。

 安倍総理が長期安定政権を見据えて無難なスタートを選んだと推察します。参議院選挙を控えているので、前回と同じ轍は踏まない2度目の総理だから出来ることかもしれません。

 今日の日中、政治に関係する数人で安倍政権の本心を勝手に推し量っていましたが、全員が一致したことは・・・・・

 第1に、被災地の復興と経済の再生、雇用の確保について同率1番で行うこと。
 第2に、憲法改正はしっかりとした諮問機関を作り時間をかけて議論すること。
 第3に、東アジアの安定と外交力・防衛力を強化すること。

の3点が重要課題としてあがりました。

 また、一括交付金の廃止や地方公務員の給与削減とそれに伴う地方交付税の減額については・・・・

 結局、官僚支配からの脱却ができず、「地方にまともなことは出来ない」という官僚の上から目線の考え方に、「先生・・・・一括交付金なんか無くしたほうがあなたのためになりますよ・・・」と官僚に耳元で囁かれた政治家が、「そうだよねー・・・・そのほうが国も地方も・・・・君たちもよくなるよね」と乗ってしまった結果だと、私たちは推察しました。(勝手な推察ですのであしからず)

 官僚たち霞ヶ関は地方自治体のことを、よほど見下しているのでしょう。基礎自治体を自分たちの僕か使用人ぐらいにしか思っていないのではないかと感じます。

 地方の自立こそが、この国の根幹を再構築し、新しい仕組みを作る一番の近道だと思いますが・・・結局、官僚の既得権益が最優先する仕組みは変わらないようです。

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