ひまわりのたね通信

中部ユニック総会

 中部ユニックの総会の様子を見学してきました。平成25年度の事業計画や予算など5議案が可決承認され無事総会は終了しました。

 中部ユニックは現在733人の会員がありその内訳は、小学生495人(内スポ少311人)中学生11人、高校生2人、一般225人で中高生の少なさが目立ちます。
 帷子ユニックに続き市内で2番目に中部ユニックが設立されて7年がたちますが、私の記憶ではユニック創設当時の教育委員会事務局の説明は「世代を超えた生涯学習型スポーツクラブを設立し土日の活動を行う」「中学校の部活動を担当する教師の負担が大きく日常業務に差し支えている」などの理由から、スポーツに文化活動を加えた21世紀型スポーツ文化クラブを設立するものであったと思います。
 当時市PTAの役員会の場で説明があり役員からは「部活動の停滞になるのでは」「部活に熱心な先生もたくさん見えるがその方々の意見は」「西濃地域で数年前に発足し上手くいかず解散しているが、なぜ今クラブを作る必要があるのか」「指導者の確保は大丈夫か」などおおくの意見が出されました。その後クラブはスタートしたわけですが、当時の説明とは食い違った部分もあり現在に至っています。

 昨年からは教育委員会から市長部局へと移行され、総会後には市の担当者から「可児市UNIC今後の方向について」説明があり「市内4ユニックを統合すること」「地域住民が主体的な活動をする組織作りをし自主運営を目指す。いずれマネージャーは廃止したいこと」「財政面からは補助金の見直しを行っていくこと」など報告されました。

 教育委員会が自信をもって設立されたユニックも、この先のことは未だ明確になっていません。来年度からユニックを統合することは確かなようですが、今後この組織をどう運営するのか、各地域の組織づくりをどう改革していくのか見えてこないのが実情です。
 より発展的に考えるなら、文化講座は公民館活動に移行し、スポーツ講座は新たな組織を立ち上げ体育連盟の傘下となり市全体での生涯スポーツの振興を考える組織として再スタート切ってはどうかと思います。設立の目的や趣旨が違ってきているのであれば考え直すいいチャンスと捉え、新たなチャレンジをすることも必要ではないでしょうか。

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