今議会での一般質問は以下の2つを用意しています。
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「図書館機能の充実について」
可児市立図書館については今日まで議会においても多くの質問が出されている。 その内容の多くは、老朽化し手狭な図書館本館の改修、新築計画に関するもので、市の人口に対して狭すぎる延べ床面積(1,528?)、低い収容能力(10万冊)、少ない蔵書(16.3万冊)、それに伴う少ない来館者数(142,442人/年)、少ない貸し出し冊数(523,020冊/年)等々、図書館本館の課題が浮き彫りにされてきている。
また、市では「多様なニーズや課題解決に対応できる“暮らしに役立つ図書館”を運営し、市民の読書活動を支援する」とし、図書館サービスの向上を図ってきているが 、本館と2か所の分館を合わせた来館者数、貸出者数、貸出冊数は平成21年度をピークに減少しているのが現状だ。
昨年の9月議会においても冨田議員より「市民文化の向上のため早く立派な本館の建設を望む」質問がなされているが、その折、図書館に係わる基本構想の事務局原案の作成と今後の財政状況を踏まえたファシリティマネジメントの中で検討し、当面現在の施設の有効利用と可能な範囲でのサービス充実に努めるという答弁で、図書館に対する市としての姿勢は以前から何一つ進んでいない。
そこで以下の質問をする。
1.図書館の利用状況について、伸び悩んでいる原因をどのように考えるか。
2.市が考える利用しやすい図書館とは、施設、設備、立地の面からどのように考えるか。
3.教育基本計画に示された図書館の充実と読書活動の推進について教育委員会として具体的にどのように進めているか、また図書館の機能充実を市民部とどのように連携をとっているか。
「広域行政の可能性について」
総務省は平成24年7月1日現在の広域連携の運用状況を公表した。協議会、期間等の共同設置、事務の委託、一部事務組合、広域連合など全国各地で広域連携が進みつつある。事務の種類別共同処理の状況についても地域開発計画、第1次・2次・3次産業振興、厚生福祉、教育、防災、など多岐にわたる事務の共同処理が行なわれている。本市においても可茂衛生施設利用組合、可茂消防事務組合、可茂公設地方卸売市場組合、可児市御嵩町中学校組合、可児川防災ため池組合、図書カードの利用、可茂地域諸証明広域交付サービス等、多くの事務を共同処理しているが、観光や文化、スポーツ等その事務の特性を活かした広域行政の必要性や可能性を考える必要がある。よって以下の質問をする
1.可茂広域行政事務組合の規約では、第3条に組合が共同処理する事務について記載されている。第3号の広域における観光振興について今までの取組成果、今後の見通しについて。
2.公共施設(文化、スポーツ施設)の相互利用の促進は必要不可欠と考えるが、どのように進めていくか。
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登壇は12日の午後からの予定です。
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