2日間で14人が登壇した一般質問は昨日終了しました。議会基本条例制定後初議会で慣れない点もあったけれど、それにしてもいくつかの問題を抱えた一般質問となってしまいました。
中でも、「臨時職員・非正規職員の方は、予算上は人件費ではなく物件費として扱われ、まるで物のような扱いですが、少なくとも職場の中では人として労働力として正当に評価され・・・・・」と発言した議員があり、一瞬耳を疑いました。
自治体の予算は公会計上、性質別に分けられます。義務的経費として人件費、扶助費、公債費があり、投資的経費として普通建設事業費があります。その他経費として繰出金、補助費等、物件費などがあり、臨時職員の賃金は統計の継続性、正確性、安定性の確保などの理由から正職員とは別に物件費として扱われていますが、決して物として扱っているわけではありません。このような誤解を招くような発言は慎むべきです。このことを知らなかったのなら話は別ですが、まさか新人議員でもあるまいし・・・・・総務省の指導においても臨時職員の賃金は物件費として扱うようになっています。
今回の可児市図書館に関する質問については、市長から「現在の図書館ではいけないことは理解している。FM(財産管理の手法)が終了し、全体の状況が掴めたら早急に対応する」との答弁をもらいましたが、来年、再来年に手をつけるような状況とはなりませんでした。
現在の図書館の中で出来ることをしっかりと行いながら、今後も調査・研究を進めていきます。提案した図書のICタグ化は早速、調査・検討に入ることを指示したとのことです。ソフト面の充実を提案して行くことも大切ですね。
子ども達から大人気の「ひまわり号」だけど・・・
23年ほど経って古くなった「ひまわり号」なんとかしたいね!
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