ひまわりのたね通信

木津川市議会の視察対応

 熊谷市、郡上市、橋本市、大野市に続き京都府木津川市議会、議会運営委員会10名が議会改革について行政視察に来られ、伊藤議会運営委員長と視察対応をしました。
木津川市は京都府の最南端で奈良県に接する位置にあり、人口71千人、面積85k?と可児市とよく似た環境の自治体です。平成19年3月に相楽郡山城町・木津町・加茂町の3町が合併して発足した新しい市です。

 木津川市議会さんは議会改革については議会基本条例も整備され、議会報告会など積極的に活動されていますが、議会運営や報告会の参加人数などについて何かと苦労があるようで、予定の時間を大幅に超える2時間を超える視察となり、気が付けば昼近くになっていました。
どこの議会も抱える問題は似たような事が多く、改革勢力と守旧派との確執や改革の進め方、議員間の意見の相違をどうまとめるか等々活発な意見交換をすることが出来ました。
 中でも議員間自由討議について「自由討議はディベートをすることを目的とするのではなく、議員間の共通認識を高めるために用いるものであり、可児市議会では予算決算全委員会において自由討議を通じ、議員全員一致の提言を取りまとめることに活用している」との説明に驚かれていました。我々にとっては、ごく当たり前のことでも議会によっては目から鱗が落ちるような感想を持たれることがあることも事実で、私たち自身も他議会への視察で同じような印象を持ったことがあります。お互いにいい勉強となった時間でした。可児市へ宿泊していただいた木津川市議会の皆さんに感謝申し上げます。

       

       

       

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