ひまわりのたね通信

可児市の政策の総括と今後の方針

 11月となり今年も残り2カ月となりました。あちらこちらでクリスマスツリーと電飾の設置、準備が進んでいます。一年が過ぎ去ることの早さに驚きますが、冨田新市長が就任して3年となり来年は任期を迎えます。ここ3年の冨田市政の動きと今後の方針についての総括を始める時期に来ているので、3年前に我々の陣営が作った市長選挙時のマニフェストと比較し、1年をかけて検証して行きたいと思います。

以下、みんなで無い知恵を絞りだして作ったマニフェストです。懐かしいですね。


<みんなの政策集>

心を豊かにする教育、子育て
「みんなの学校、世代を超えた交流が出来るみんなの教育」
? 可児市の教育目標「Educe9」を検証し実行性ある内容にします。
? 岐阜県可児総合教育センター可児分室跡地を利用した坂戸総合運動場の再整備(総合グランド、総合体育館等)を進める検討を始めます。
? いじめ根絶を図る道徳教育を地域社会、家庭、学校において充実し、心豊かな子どもを育てます。
? いじめなどの非行の芽を早期発見するため、市独自の生徒指導研修を行い学校現場の指導を強化します。
? 放課後児童クラブの対象学年の引き上げなどの検討と、施設整備、人的補助の充実を進めます。
? 老朽化した可児市立図書館の移転建替えを具体的検討に入ります
? 広見地内の繭検定所跡地などの市有財産を活用し、総合子育て支援センターなどの福祉の総合拠点施設整備の計画を検討していきます。(子育て、子ども、高齢者、障害者など多世代に渡る多様な市民が交流する場)
? 耐震補強工事が完了した瀬田幼稚園は当面存続し、幼児教育の在り方を検討する外部委員を中心に委員会を立ち上げ、幼小連携と幼保一元化に向けた対応を協議します。
? 公立中学校、高校との中高一貫教育モデルの実施に向け、県との協議を始めます。
? 小中学校における可児市型の少人数指導モデルを確立します。
? スポーツや文化活動を通じて子ども達が、感動体験できる機会を増やします。

安心して暮らせるまちづくり
「みんなの医療、みんなの健康、共生と福祉のまちづくり」
? 病診連携の強化とみんなで守り育てる地域医療の確立を目指し、「みんなの地域医療推進係」を新設します。医師会との連携強化と同時に、医師確保のサポートや特定機能病院との連絡調整も行います。
? 岐阜社会保険病院は、市の総合医療を担う病院として位置づけ、限りある資源である地域医療のシンボルとして存続できるよう支援体制を強化します。
? 可児市内に民間活力により特別養護老人ホームの建設を促進し待機者ゼロを目指します。地域のグループホームの設置補助や自宅介護のための改修費補助など、在宅介護も合わせて支援して行きます。
? 働く意欲のある障がい者の就労相談や一般就労へのコーディネイト機能を担う障がい者就労支援センターを市役所内に設置し就労サポートを行います。
? コミニティーバスのデマンド化(電話で予約バス)の促進と拡大、高齢者や交通弱者の視点で全路線を見直し、利用する市民の目線により近い、点と面で捉えた路線を設定しなおします。また、自動車運転免許証返納高齢者への無料のバス乗車券を限度額を設定し配布します。
? 可茂特別支援学校との連携を強化し、障がい児教育を充実します。
? 可児川などの河川堤防道路などを整備し、市民が安心してウォーキングやサイクリング楽しめる環境を作ります。
? 高齢者の健康増進や健康維持のための保健活動に対する予算配分を強化し、その機会づくりを積極的に進めます。

元気なまちづくり
「輝く人とまち、みんなのまちづくり」
? トップセールスにより企業誘致を図るとともに、都市計画の見直しや規制の緩和を行い既存企業の振興策をより充実し、新規企業誘致と合わせて雇用を確保し、若者の定住化を図ります。
? 地元農産物の学校給食への利用を促進します。また、農産物直売所の充実支援など、農産物を活用した名物の開発、おもてなし料理の開発などを支援し地産地消を進めます。
? 地域ごとの課題を解決していくため、連合自治会単位ごとに地域一括補助金を支給し、地域事情に合わせて自由な裁量で地域住民が主体的に使うことができるような仕組みを検討します。
? 可児駅東土地区画整理事業に伴う駅前(駅東)開発事業の検証と見直し、交流広場、公園、商業施設などの整備計画の再構築と、JR可児駅のバリアフリー化に向けての検討と、景観にも十分配慮した水と緑を活かした市民が集える中心市街地活性化計画を新たに策定します。
? 都市基盤整備に努めるとともに、国道・県道の整備促進の要望を強く求めるとともに、市道の整備を行うとともに、子どもから高齢者、障害者のみんなが安心して歩くことが出来る「みんなの歩道」の整備を目指します。
? 花フェスタ記念公園、文化創造センターを核とした広域で捉えた観光事業や交流のまちづくりを推進し、バラのまち可児のイメージを全国に情報発信しブランド振興を行います。花フェスタ記念公園は市民の憩いの場、交流の場とするため市民誰でもが自由に交流できる公園として支援して行きます。
? 名城大学との連携強化や友好都市締結により外部人材との交流を進め、活発な文化交流を行い、産学官の連携による新産業等の検討に着手します。
? 可児市内にある歴史資源を活かした地域まちづくりを市民と協働で進めます。また、木曽川渡し場遊歩道、木曽川遊ランド整備事業をさらに支援していきます。
? 環境基本計画の推進と地球温暖化対策の施策として、一般家庭の太陽光発電装置の設置に対して補助を行います。

災害に強いまちづくり
「みんなの防災」
? 7・15豪雨災害を鑑み、河川流域全体を考えた総合治水の在り方を検討し、安全対策を進めます。
? 地域の共助による防犯体制の強化、災害時の避難体制の確立を図ります。
? 地域防災力を高めるため、防災設備や活動に対する直接補助を行います。
? 山林管理の在り方を見直し、保水力の低下の阻止と、急傾斜地などの災害防止策など山林災害の防止策の促進と監視体制の強化を図ります。
? 豪雨時の通行規制システムの確立を図ります。
? 災害発生時のマニュアル作成および庁内の初動体制の確立を図ります。
? 予知機能を備えた新たな災害時通報システムを設置します。
行財政改革
「みんなの市役所、市役所はみんなの応援団です」
? 全事務事業を市民の意見を取り入れ、外部の目を入れながら見直す「みんなの仕分け」を実施します。その上で無駄や不要な事業を洗い出し、継続事業、見直し事業、廃止事業等に区分けし新たな財源を捻出するとともに健全財政を維持します。
? 市行政の徹底した情報公開を進め、透明性を確保するとともに説明責任を果たすよう徹底を図ります。
? 内部監査、行政評価の見直しと、監査を外部に委託するなど、新たな監査制度を構築し事業効果をチエックします。
? 大胆な組織改革により縦割り行政の弊害をなくすとともに、地域の課題を地域住民と主体的に取り組む係を設置します。
? 市内各地の身近な要望を速やかに実現できる予算枠「みんなの地域予算」を創設します。
? 市役所内での市民サービスの向上を目指し、ワンストップ窓口を設置し、より分かり易い窓口サービスを実施します。また、コールセンターを設置することにより、スピード感があり夜間も対応できるシステムの構築を目指します。
? 市民で構成する「みんなのまちづくり委員会」等を創設し、行財政の見直しや総合計画の進行管理、行政改革大綱の進行管理も合わせて行います。
? 民間シンクタンクへの職員の派遣や研修を通じて、その政策立案能力を高めるとともに意識改革を進めていきます。
? 行政運営をスリム化するため、官から民へ移行できるものを模索するため市場化テストなどを積極的に導入し、民間の活力を利用した行政運営を行います。

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