行政に子どもの意見を取り入れる具体的な取り組みが神奈川県真鶴町で始まりました。人口8,000人弱の小さな町ですが、今回の取り組みには注目です。
真鶴町は12日、子どもたちの意見を町政に反映させる条項などを盛り込んだ町自治基本条例案を、同日開会の同町議会12月定例会に提案した。と報道されました。 自治基本条例案には、町民の役割をはじめ、町や町議会の責務を明記。住民参加でまちづくりを進めることを原則としてうたい、子どもを含む町民の意見を町政に反映させるための条項や、総合的に諮問を受けるための審議会を置くことなども盛り込んでおり、 子どもたちの意見を尊重することについて、町担当者は「町民は大人だけではない。子どもたちが意見を述べる場は日頃あまりなく、そうした機会をつくっていく根拠を盛り込もうという考え方だ」と答えています。
行政や議会では子ども議会などを通して意見を聴取することはありますが、それが直接行政に影響を与えることは少ないようです。
可児市議会では来年2月に可児高校1年生との意見交換を行う予定です。このような取り組みが発展し、市政に反映できる新しい仕組みを作ることは重要なことです。大きな期待を込めて準備を進めて行きます。
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